11/3(金・祝)、ユース部門 TIFFティーンズ作品『リーナ・ラブ』の上映前、フロリアン・ガーグ監督をお迎えし、舞台挨拶が行われました。⇒作品詳細
フロリアン・ガーグ監督:東京国際映画祭でこの作品を選んでくださってありがとうございます。
皆さん、本当にこんな天気のいい素敵な午後にこの映画を観るという選択をしてくださってありがとうございます。残念ながら、上映後のQ&Aはないのですが、私も今皆さんと一緒にこの映画を観ますので、上映後、何かあったらぜひ声を掛けてください。
この作品を観た後に、同じような経験をしたという方からコメントをいただきました。
ドイツの若い人たちからやはり、ネット上のいじめといったものが非常に自分に近いものとして捉えたという方が多くて、それを共有できたということ、そういったことが起きているんだなということで、そのような経験がある人にも何かアピールする作品だったという意味では、映画を作って良かったと思います。
今、世界的にこういったいじめは本当に問題になっています。そのような問題で悩んでいる人たちに伝えたいことは、何とか頑張ってその状況を生き延びて強さを身につけて欲しい、そして誰か近い人、大切な人、頼れる人に声をあげて届けて欲しいという事です。僕自身が誰かに何かをできるわけではないので、そういったことを願っています。
僕は今年になってこの作品を観るのは初めてです。ですから、皆さんと一緒にここで拝見したいと思います。作ってから映画がどのように歳をとり成長しているかを見るのが楽しみです。