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2017.11.01 [イベントレポート]
「ファンの情熱が映画となりました」10/31(火):Q&A『サッドヒルを掘り返せ』

サッドヒルを掘り返せ

©2017 TIFF

 
10/31(火)、ワールド・フォーカス『サッドヒルを掘り返せ』の上映後、ギレルモ・デ・オリベイラ監督、ルイザ・カウエル プロデューサーをお迎えし、Q&A が行われました。⇒作品詳細(次回上映11/2・12:20~)
 
Q:映画を作ろうと思ったきっかけを教えてください。
 
ギレルモ・デ・オリベイラ監督:ブルゴスの人たちが墓地を再現しようと行動していることを聞き、その様子を記録しようと思いました。最初は映画になると思っていませんでした。
サッドヒルを掘り返せ
 
ルイザ・カウエルさん:初めて映画に関わった作品になりました。ギレルモ監督がモリコーネや、イーストウッドのインタビューを録りたいと言いだしたので、ストーカーのように、毎日毎日、何度も何度も電話を掛けまくって、「じゃあわかったよ、答えるよ」と言わせて、インタビューをいただくのが一番大変でした(笑)。
 
Q:初めての映画製作について
 
ギレルモ・デ・オリベイラ監督:やって良かったと思えることが何回かありました。
セルジオ・レオーネの自伝を書いたクリストファー・フレイリング、そしてモリコーネのインタビューが録れた時に、墓地の再現が本格化してきてプロジェクトが大きくなった時は本当に良かったと思いました。
 
ルイザ・カウエルさん:完成した作品を観て、そしてここで観客の皆さんの反応を見て、この映画をやって本当に良かったと思いました。
サッドヒルを掘り返せ
 
Q:ここまで大勢の人を動かす『続・夕陽のガンマン』の魅力は何だと思いますか?
 
ギレルモ・デ・オリベイラ監督:映画としてもそうですが、文化としての面についても魅かれる作品だと思います。
映画の技術面にも驚きました。クローズアップや動かないシーンが4分も続くなど僕にとって驚きがいっぱいの作品でした。
 
Q:このドキュメントの出演者の皆さんは映画をご覧になりましたか?
 
ギレルモ・デ・オリベイラ監督:まだなんです。ここ、東京国際映画祭の観客である皆さんが世界で最初のこの作品のお客さんです。
 
ルイザ・カウエルさん:彼らからは毎週のようにいつ出来るんだ、いつ出来るんだと連絡が入ってきます。
 
Q:ぜひ、出演者の皆さんが映画を観るシーンを入れた続編を制作してください!
 
ギレルモ・デ・オリベイラ監督:そのアイデアも良いですね。実は墓地を再現した彼らですが、今度は橋を再現しようとしているんですよ!
 
サッドヒルを掘り返せ

©2017 TIFF
日本版『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』ポスターと並べられた『サッドヒルを掘り返せ』のポスター
監督からは「くれるの?」
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