10/28(土)より一般公開の映画『リュミエール!』。マーティン・スコセッシ監督が「世界の至宝だ!」と絶賛した本作は、映画の父“リュミエール兄弟”が製作した作品1422本から厳選された108本より構成された“映画のはじまり”を追体験できる珠玉の作品です。
一般公開に先駆けて、10/26(木)に特別上映作品として東京国際映画祭にて上映されます。上映にあわせて、本作の監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーションの5役を担当、フランス・リヨンにあるリュミエール研究所のディレクターを務め、カンヌ国際映画祭代表でもあるティエリー・フレモー氏が東京国際映画祭に初登場。そして、映画への造詣が深く本作の日本語版ナレーションを担当した立川志らく氏も特別上映に駆けつけ、122年前の映画のはじまりを語ります。映画ファンが集まる場所に相応しいおふたりのゲストの舞台挨拶を是非お楽しみください!
ティエリー・フレモー: 1960年フランス南部イゼール生まれ。2001年からカンヌ国際映画祭で芸術ディレクター、2007年からカンヌ国際映画祭総代表に就任。リヨンのリュミエール研究所のディレクターも務め、リュミエールの作品(映画、写真)の保存と初期のシネマトグラフ映画の復元に長年携わる。リュミエール兄弟を発明者としてだけでなく、映画史における最初の映画監督としても称えるために、映画『リュミエール!』を製作した。柔道は黒帯の腕前。 |
立川志らく: 1963年生まれ、東京都出身。1985年立川談志に入門、1988年二つ目昇進、1995年真打昇進。現在弟子20人を抱える大所帯。落語家、映画監督(日本映画監督協会所属)、映画評論家、エッセイスト、昭和歌謡曲博士、劇団主宰、さらにはTVコメンテーターのレギュラーと幅広く活動。多数の映画コラムを寄稿、中でもキネマ旬報は「立川志らくのシネマ徒然草」を20年以上連載し続けている。また映画を落語にした独自の「シネマ落語」を創り上げ、これまでに70本以上の作品を口演、幅広い世代から支持をうけている。そんな映画への造詣が深い立川志らくが、映画の原点となる本作の日本語ナレーションを担当することとなった。 |