第30回東京国際映画祭のコンペティション部門賞の一つに「最優秀脚本賞 Presented by WOWOW」が創設されることになりました。
WOWOWは、2014年に開催された第27回東京国際映画祭より3年にわたり、コンペティションに出品された作品から、世界中の映画ファンと共有したい一作をWOWOW加入者が選ぶ「WOWOW賞」を実施してきました。今回より「WOWOW賞」に替わり、東京国際映画祭30周年を機に新たに「最優秀脚本賞 Presented by WOWOW」を創設いたします。本賞の目的は、世界最高峰の映画専門チャンネル「WOWOWシネマ」を有するWOWOWが、映画文化の発展を願い、才能ある脚本家たちをたたえ、映画祭を通じて世界に向けて発信していくことです。受賞者には、5,000米ドルが贈呈されます。
東京国際映画祭のコンペティションは、審査委員長を含む、国際審査委員5人によって選ばれる「東京グランプリ」、「審査員特別賞」、「最優秀監督賞」、「最優秀女優賞」、「最優秀男優賞」、「最優秀芸術貢献賞」、「最優秀脚本賞 Presented by WOWOW」のほか、一般観客の投票による「観客賞」の8つの賞で構成されます。
東京国際映画祭コンペティション「WOWOW賞」過去受賞作品
<第29回受賞作品(2016年)>
タイトル:『ブルーム・オヴ・イエスタディ』
監督:クリス・クラウス
製作国:ドイツ/オーストリア
<第28回受賞作品(2015年)>
タイトル:『カランダールの雪』
監督:ムスタファ・カラ
製作国:トルコ/ハンガリー
<第27回受賞作品(2014年)>
タイトル:『草原の実験』
監督:アレクサンドル・コット
製作国:ロシア