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2017.03.22 [更新/お知らせ]
アジア全域版アカデミー賞 第11回アジア・フィルム・アワード受賞結果発表!!

浅野忠信さん(『淵に立つ』) 最優秀主演男優賞受賞!
大屋哲男さん(『シン・ゴジラ』) 最優秀視覚効果賞受賞!

第11回アジア・フィルム・アワード 第11回アジア・フィルム・アワード

©Asian Film Awards

 
2017年3月21日夜、香港カルチャーセンター 「グランド・シアター」にて、「第11回アジア・フィルム・アワード(以下AFA)」セレモニーが開催され、日本からは浅野忠信さんが『淵に立つ』にて最優秀主演男優賞を、シン・ゴジラ』の大屋哲男さんが最優秀視覚効果賞を受賞しました。最優秀主演男優賞を受賞した浅野忠信さんは、昨年の最優秀助演男優賞(『岸辺の旅』)に続き、2年連続の受賞となります。アジアの人気女優、カリーナ・ラムさんよりトロフィーを渡され、英語にて喜びのスピーチを行い、会場にいるアジア各国・地域の映画人より大きな拍手が沸き起こりました。
 
その他、ファン・ビンビンさん主演の“I Am Not Madame Bovary”が最優秀作品賞・最優秀女優賞を受賞したほか、日本からはYOSHIKIさんがオープニングアクトとしてピアノ演奏をするなど、多くの華やかなアジアのスターが集まり、盛況のうちに終了しました。
 
浅野忠信さんコメント全文
英語で「本当にありがとうございます。この場に戻れて光栄です。昨年は最優秀助演男優賞を頂きました、今年は本当に特別です(トロフィーを掲げて)。とても幸せです。深田晃司監督に心からの感謝を申し上げたいです。監督には、多くのことを助けられました、また多くのことを教えて頂きました。我々は本当に多くのディスカッションをしましたし、リハーサルも沢山して、私の役を築き上げることができました。だからこそ、この賞を頂くことができました!AFAありがとうございました。
 
大屋哲男さんコメント全文
『シン・ゴジラ』を選んでくださった審査員のみなさん、ありがとうございます。VFXの仕事は一人の知恵ではなく、本当に多くの人の知恵とアイデアによって形作られるものであり、『シン・ゴジラ』も多くの人の成果です。私はここにVFXプロデューサーとして立っておりますが、多くのスタッフを代表して、感謝申し上げます。
 
第11回 アジア・フィルム・アワード 受賞結果一覧 (敬称略)
最優秀作品賞:“I Am Not Madame Bovary” 我不是潘金蓮 (中国)
最優秀監督賞:ナ・ホンジン『哭声 コクソン』The Wailing(韓国)
最優秀主演男優賞:浅野忠信『淵に立つ』(日本)
最優秀主演女優賞:ファン・ビンビン “I Am Not Madame Bovary” 我不是潘金蓮(中国)
最優秀助演男優賞:ラム・シュー『大樹は風を招く』 “Trivisa” 樹大招風 (香港)
最優秀助演女優賞:ムン・ソリ『お嬢さん』 “The Handmaiden” (韓国)
最優秀新人賞:キム・テリ『お嬢さん』 “The Handmaiden” (韓国)
最優秀脚本賞:アスガル・ファルハーディー “The Salesman” (イラン、フランス)
最優秀編集賞:リー・チャータメーティクン、Natalie SOH 『見習い』 “Apprentice”(シンガポール、ドイツ、フランス、香港、カタール)
最優秀撮影賞:LUO Pan “ I Am Not Madame Bovary” 我不是潘金蓮 (中国)
最優秀作曲賞:MOWG(モグ)『密偵(原題)』 “The Age of Shadows”(韓国)
最優秀衣装デザイン賞:チョ・サンギョン『お嬢さん』 “The Handmaiden” (韓国)
最優秀美術賞:リュ・ソンヒ『お嬢さん』 “The Handmaiden” (韓国)
最優秀視覚効果賞:大屋哲男『シン・ゴジラ』 (日本)
最優秀音響賞:FANG Tao、HAO Zhiyu 『長江図』(中国)
特別功労賞:ツイ・ハーク
Excellence in Asian Cinema賞:サミー・チェン
Rising Star of Asia賞:ジェリー・リン
 


 
日本からのノミネート作品一覧 (敬称略)
最優秀作品賞ノミネート:『淵に立つ』(深田晃司監督)
最優秀監督賞ノミネート:深田晃司監督(『淵に立つ』)
最優秀主演女優賞ノミネート:黒木華(『リップヴァンウィンクルの花嫁』)
最優秀助演男優賞ノミネート:國村隼(『哭声 コクソン』)※韓国作品からノミネート/綾野剛(『怒り』)
最優秀助演女優賞ノミネート:前田敦子(『モヒカン故郷に帰る』)
最優秀新人賞ノミネート:佐久本宝(『怒り』) 
最優秀脚本賞ノミネート:新海誠 (『君の名は。』)
最優秀編集賞ノミネート:今井剛 (『怒り』)
最優秀撮影賞ノミネート:山崎裕 (『海よりもまだ深く』)
最優秀作曲賞ノミネート:波多野裕介、ピーター・カム(“Soul Mate”)※香港・中国作品からノミネート/坂本龍一(『怒り』)
最優秀衣装デザイン賞ノミネート:黒澤和子(『真田十勇士』)
最優秀美術賞ノミネート:部谷京子(『リップヴァンウィンクルの花嫁』)
最優秀音響賞ノミネート:中村淳(『シン・ゴジラ』)
 
アジア・フィルム・アワード (主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー)
2007年よりはじまったアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は2013年より、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っています。
アジア・フィルム・アワード公式サイト(英語):www.asianfilmawards.asia
 
第11回アジア・フィルム・アワード

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