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2017.10.26 [イベントレポート]
ピカチュウが増田俊樹が紗倉まなが!東京国際映画祭開幕に多彩なゲスト
「最低。」原作者の紗倉まなら

eiga.com

第30回東京国際映画祭が10月25日、東京・六本木ヒルズで開幕し、オープニングセレモニーが行われた。気温が14度まで下がり、風に揺られた大粒の雨が降りしきるあいにくの天候だったが、多彩なゲストの面々がレッドカーペットを練り歩き、祭りの幕開けを盛り上げた。

 特別招待作品「オトトキ」のロックバンド「THE YELLOW MONKEY」に続き、WOWOWとGYAOが共同開発した新番組「僕声」に出演する人気声優・増田俊樹が黒タキシードに身を包んで登場。緊張の面持ちだったが、無数のフラッシュを浴び照れ笑いを浮かべた。「ポケモンアニメ・映画20周年記念 特別ステージ」からは、ピカチュウ&ミミッキュが出現。報道陣のカメラに興味津々で、飛び跳ねながら近づきキュートな魅力を振りまいた。

 一方で「牙狼 GARO 神ノ牙 KAMINOKIBA」のキャスト・スタッフ陣はダークな雰囲気を醸し出し、川島邦裕(野性爆弾)は周囲をにらみつける。川島は写真撮影が終わってもその場を動かず、一同から「主役みたいになっている」とツッコミを入れられると、「わし、化物役やのに(笑)」と即座に退散していた。

 さらにフランス・チリ・日本合作「エンドレス・ポエトリー」のアダン・ホドロフスキーは、数十人の“ガイコツ”を従えニッコリ。台湾映画「アリフ、ザ・プリン(セ)ス」の一同はド派手なメイクと衣装を披露し、イタリア映画「ナポリ、輝きの陰で」の女優シャロン・カロッチャは投げキッスを振りまくなど、海外ゲストも大いに観客を喜ばせていた。

 特集上映「映画監督 原恵一の世界」で参加する「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけは、ゴージャスな蝶タイをつけてご満悦。着物姿の作曲家・富貴晴美氏と手を繋ぎ、デレデレの様子で写真撮影に応じた。さらに沿道から色紙を差し出す観客に、「のはらしんのすけ」とサインするなど、俳優顔負けのファンサービスをみせていた。

 また人気セクシー女優の紗倉まなは、映画「最低。」の原作者として登場。キャストや瀬々敬久監督とともに、ほほ笑みを浮かべながらフォトコールやサウンドバイツでの取材に応じた。オープニング作品「鋼の錬金術師」からは、主演・山田涼介とヒロイン役・本田翼が出席。そこかしこから沸き起こる「山田くーん!」「バッサー!」というファンからの声に、晴れやかな笑顔で手を振っていた。

 第30回東京国際映画祭は、11月3日まで開催される。
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