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2017.09.22 [更新/お知らせ]
今年の「SAMURAI(サムライ)賞」は坂本龍一氏に決定!

Ryuichi Sakamoto
比類なき感性で「サムライ」のごとく、常に時代を斬り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称えるSAMURAI賞。記念すべき第30回の今年は『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、映画音楽家としても世界に名を馳せる坂本龍一氏に贈らせていただくことが決定いたしました。(第1回目の受賞者:北野武監督、ティム・バートン監督、第2回目の受賞者:山田洋次監督、ジョン・ウー監督、第3回目の受賞者:マーティン・スコセッシ監督、黒沢清監督)
 
受賞を記念し、「映画の未来の開拓」をビジョンの大きな柱の一つとしている東京国際映画祭では会期中、坂本龍一氏の特別クラスを開催することが決定しました。米アカデミー賞を始めとする数々の国際的な賞に輝き、常に時代をリードする音楽家の坂本龍一氏のこれまでの軌跡をたどるとともに自身の映画音楽論をお話しいただきます。
 


 
TIFF マスタークラス
会場:六本木アカデミーヒルズ 49F タワーホール
入場:無料
申込方法:東京国際映画祭公式サイトにて9月28日(木)18時00分より申し込み開始(定員になり次第、締め切ります。)
 
■第4回“SAMURAI(サムライ)”賞授賞記念 坂本龍一スペシャルトークイベント
~映像と音の関係~

日時:11月1日(水)14時00分開場 15時00分開演(予定)
 


 
<坂本龍一(さかもとりゅういち) プロフィール>
1952年東京生まれ。1978年「千のナイフ」でソロデビュー。同年「YMO」を結成。散開後も多方面で活躍。『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞を、『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞他を受賞。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、「stop rokkasho」、「NO NUKES」などの活動で脱原発を表明、音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動も行っている。2013年は山口情報芸術センター(YCAM)10周年事業のアーティスティック・ディレクター、2014年は札幌国際芸術祭 2014のゲストディレクターとしてアート界への越境も積極的に行っている。2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが、1年に渡る治療と療養を経て2015年、山田洋次監督作品『母と暮せば』とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽制作で復帰を果たし、2016年には李相日監督作品『怒り』の音楽を担当した。2017年3月には8年ぶりとなるソロアルバム「async」を発表。
★特別招待作品部門にてドキュメンタリー『Ryuichi Sakamoto:CODA』を上映 ★
 


 
第30回東京国際映画祭
■開催期間:2017年10月25日(水)~11月3日(金・祝)
■会場:六本木ヒルズ(港区) 、EXシアター六本木 ほか

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