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2017.08.01 [更新/お知らせ]
【訃報】ジャンヌ・モローさん

フランスの女優ジャンヌ・モローさんが2017年7月31日、死去しました。89歳でした。
 
1947年に舞台デビュー後、『死刑台のエレベーター』(ルイ・マル監督)や『突然炎のごとく』(フランソワ・トリュフォー監督)など、ヌーヴェルヴァーグの監督達の作品で国際的な名声を得て、『雨のしのび逢い』(ピーター・ブルック監督)で、1960年のカンヌ国際映画祭最優秀女優賞を受賞するなどフランス映画界の看板女優として世界的に活躍されました。また、映画界への多大な貢献を評価され、1992年にはヴェネツィア国際映画祭で栄誉金獅子賞、1997年にはヨーロッパ映画賞で生涯貢献賞、2000年にはベルリン国際映画祭で金熊名誉賞を受賞されました。
 
東京国際映画祭では、第4回(1991)TIFFにて、クロージング作品として『夢の涯てまでも』(ヴィム・ヴェンダース監督)を上映。
第7回(1994)TIFF では、インターナショナル・コンペティション部門の国際審査委員として映画エグゼクティヴのマイク・メダヴォイさん、俳優のピーター・ウェラーさん、撮影監督のヴィットリオ・ストラーロさん、作曲家の佐藤勝さんとご参加いただきました。
その後、第8回(1995)TIFF では、特別招待作品の『リュミエールの子供たち』を上映。
第10回(1997)TIFFでは、マルチェロ・マストロヤンニ特集にて『夜』(ミケランジェロ・アントニオーニ監督)が上映されました。
ジャンヌ・モローさん

©1994 TIFF
記者会見で挨拶するジャンヌ・モローさん

 
謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみを申し上げます。
 
東京国際映画祭事務局

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