事前申込制での開催
日時:11月1日(水)14時開場 15時開演(予定)
米アカデミー賞を始めとする数々の国際的な賞に輝き、常に時代をリードする音楽家の坂本龍一がこれまでの軌跡をたどるとともに自身の映画音楽論を展開する。
SAMURAI賞受賞を記念し、「映画の未来の開拓」をビジョンの大きな柱の一つとしている東京国際映画祭では会期中、坂本龍一氏の特別クラスを開催することが決定しました。米アカデミー賞を始めとする数々の国際的な賞に輝き、常に時代をリードする音楽家の坂本龍一氏のこれまでの軌跡をたどるとともに自身の映画音楽論をお話しいただきます。
<坂本龍一 プロフィール>
1952年東京生まれ。1978年「千のナイフ」でソロデビュー。同年「YMO」を結成。散開後も多方面で活躍。『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞を、『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞他を受賞。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、「stop rokkasho」、「NO NUKES」などの活動で脱原発を表明、音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動も行っている。2013年は山口情報芸術センター(YCAM)10周年事業のアーティスティック・ディレクター、2014年は札幌国際芸術祭 2014のゲストディレクターとしてアート界への越境も積極的に行っている。2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが、1年に渡る治療と療養を経て2015年、山田洋次監督作品『母と暮せば』とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽制作で復帰を果たし、2016年には李相日監督作品『怒り』の音楽を担当した。2017年3月には8年ぶりとなるソロアルバム「async」を発表。
★特別招待作品部門にてドキュメンタリー『Ryuichi Sakamoto:CODA』を上映 ★