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開催概要

映画の迫力・感動をそのままに、
印象的なテーマ曲を生演奏で体感する

シネマ・コンサートは、映画にライブ感をもたらす新しいエンタテインメントとして広く普及しつつあります。
そんな時代の流れを受け、東京国際映画祭では初の試みとして、第30回の記念企画としてシネマ・コンサートを開催します。
上映・演奏される作品は、『ゴジラ』。
ゴジラは、1954年の誕生から2016年の『シン・ゴジラ』の大ヒットまで60余年、常に日本映画の第一線にあり、複数回のハリウッド・リメイクがなされる、まさに日本が世界に誇る映画シリーズです。
今回上映・演奏されるのはそのオリジンである、記念すべき第一作となります。
東京国際映画祭の舞台から世界に向けて発信するにふさわしい、日本映画の「原点」の一つと自負しております。
物語、映像、キャラクターもさることながら、人々に強くゴジラを印象付けているのが、「ゴジラのテーマ」をはじめとする伊福部昭氏による音楽です。
シネマ・コンサート『ゴジラ』では、最高の映画・演奏をご提供、新しいエンタテインメント体験をお約束いたします。
上映・演奏に先立ち、三世代にわたるゴジラシリーズのクリエイターの皆様、富山省吾氏(平成シリーズプロデューサー)、樋口真嗣氏(『シン・ゴジラ』監督)の初顔合わせによるトークショーを開催いたします。

公演概要

TM&©TOHO CO.,LTD.
上映作品
映画『ゴジラ』
1954年/モノクロ/97分/

監督:本多猪四郎
原作:香山滋
脚本:村田武雄、本多猪四郎
特殊技術:円谷英二
音楽:伊福部昭
出演:宝田明、志村喬、河内桃子、平田昭彦ほか


日英字幕付きデジタルリマスター版
日時
2017年10月31日(火)
① 開場14:15 / 開演15:00 (終了予定17:00)
② 開場18:15 / 開演19:00 (終了予定21:00)
場所
東京国際フォーラム ホールC
出演者
・指揮:和田薫
・演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
・合唱:Chor June
・トークゲスト:富山省吾、樋口真嗣、岩瀬政雄
入場料金(全席指定・税込)
・S席(1、2、3階席) 9800円
・A席(3階席 /見切れあり・音楽ご鑑賞席) 5000円
※画面の一部が見えないお席です。音楽はご鑑賞いただけますが、あらかじめご了承のうえお買い求めください
※未就学児童はご入場いただけません
チケット
一般発売:9月16日(土)10:00~ ※チケットは下記にてお求めください

チケットぴあ   t.pia.jp 0570-02-9999(Pコード:341-123)
イープラス    eplus.jp
ローソンチケット l-tike.com(Lコード:33632)
楽天チケット   ticket.rakuten.co.jp
会場販売
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音楽

伊福部昭
1914年北海道生まれ。アイヌと共に育った幼少期が音楽的原体験となる。北海道大学農学部林学科に進みつつも音楽を独学し、バイオリンを弾きこなすようになった。青春期には早坂文雄、三浦淳史らと、ストラヴィンスキー、ラベル、サティなどに親しみ作曲を始める。
21歳の時に「日本狂詩曲」がチェレプニン賞を受賞。戦後、作曲家として生きる決意を胸に上京した。
東京芸大講師として芥川也寸志、松村禎三、黛敏郎らを育て、1953年に刊行された「管弦楽法」は不滅の音楽理論書であり、現在でも多くの作家に影響を与えている。
それと同時に多くの映画音楽を生み出した。
1954年、40歳の時に出会ったのが『ゴジラ』である。
多くの作品、弟子、映画音楽を残して2006年2月8日に、91歳で世を去った。

出演者紹介

指揮 和田薫
東京音楽大学で作曲を伊福部昭に師事。日本交響楽振興財団作曲賞やニューヨーク国際現代音楽作曲家コンクール等に入選。オーケストラを中心とした作品を日本・欧米で発表するとともに、幅広いフィールドで活躍。アニメ「金田一少年の事件簿」「犬夜叉」などアニメ、松竹映画『忠臣蔵外伝四谷怪談』では日本アカデミー賞音楽賞を受賞。編曲家としてもゲーム「KINGDOM HEARTS」等のオーケストレーションを担当する。演奏活動としては、日本フィルハーモニー交響楽団と共に個展「和田薫の世界」、ドイツ・ケルンでの「日本の響き 和田薫の世界」をケルン放送管弦楽団で開催。いずれも熱狂的な成功を博す。伊福部作品の吹奏楽編曲や日本狂詩曲の校訂、生誕百年の記念企画である第一作『ゴジラ』のシネマオーケストラへの編曲と指揮を担当等、伊福部音楽の普及と継承に努めている。
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 Chor June

トークゲスト

時代を超えたゴジラ・クリエイターの
トークショーが実現!
出演 富山省吾
1975年東宝株式会社に入社。1989年『ゴジラVSビオランテ』から2004年『ゴジラFINAL WARS』まで12作品のゴジラシリーズの制作に携わる。年間日本映画興収ナンバーワンに輝く『ゴジラVSモスラ』、『ゴジラVSデストロイア』など「平成シリーズ」でゴジラの一時代を築く。現日本アカデミー賞協会事務局長。
出演 樋口真嗣
1965年生まれ。アニメから実写まで縦横無尽に活躍する現代日本を代表する監督の一人。ガメラシリーズなどの特技監督としてその名をあげ、2005年『ローレライ』で本編を監督。ゴジラシリーズには1984年『ゴジラ』にスタッフとして初参加し、2016年『シン・ゴジラ』の監督を務めるに至る。
出演 岩瀬政雄
1974年東宝株式会社に入社。東宝レコードで「日本の映画音楽シリーズ」など数々のサウンドトラック盤をプロデュース。その後『影武者』『乱』などの黒澤明作品で音楽プロデューサーを務める。ゴジラシリーズは、1989年『ゴジラVSビオランテ』から1995年『ゴジラVSデストロイア』まで伊福部昭をはじめとした作曲家陣と二人三脚で音楽を制作した。2014年邦画初となる『ゴジラ』シネマ・コンサートをプロデュースする。
※中島春雄氏(初代『ゴジラ』スーツアクター』)のご出演を予定しておりましたが、ご逝去のため叶いませんでした。謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみを申し上げます。

東京国際映画祭と『ゴジラ』

30回を迎えた東京国際映画祭と『ゴジラ』

今年30回の開催を迎えた東京国際映画祭は、これまで数々のスターをその舞台にお迎えしてきました。その中でも実は、『ゴジラ』は最も多く登場したスターなのです。
上映に限っても毎年、特別招待作品として最新作が登場。ときには未完成「東京国際映画祭バージョン」として公開されました。逆にそれがファンに喜ばれる「恒例行事」となるなど、まさに東京国際映画祭の「顔」のひとつでした。
 昨年はJAPAN NOWで『シン・ゴジラ』、日本映画クラシックスで『キングコング対ゴジラ(4Kデジタルリマスター版)』が上映され、さらに「ARIGATO賞」の受賞者として登壇。2016年の今も変わらぬ人気の高さを誇っています。

第6回『ゴジラVSメカゴジラ』
©1993 TIFF
TM&©TOHO CO.,LTD.
第14回『ゴジラ モスラ
キングギドラ 大怪獣総攻撃』
©2001 TIFF
TM&©TOHO CO.,LTD.
第29回 ARIGATO賞受賞
©2016 TIFF
TM&©TOHO CO.,LTD.
東京国際映画祭出場年度
開催回 開催年 部門 タイトル 監督 主演
第4回 1991年 特別招待作品 ゴジラ VS キングギドラ 大森一樹 中川安奈
第5回 1992年 特別招待作品 ゴジラ VS モスラ 大河原孝夫 別所哲也
第6回 1993年 特別招待作品 ゴジラ VS メカゴジラ 大河原孝夫 高嶋政宏
第10回 1997年 ニッポン・シネマ・クラシック ゴジラ(1954) 本多猪四郎/円谷英二(特技) 宝田明
第12回 1999年 特別招待作品 ゴジラ2000 ミレニアム 大河原孝夫 村田雄浩
第13回 2000年 特別招待作品 ゴジラxメガギラス G消滅作戦 手塚昌明 田中美里
第14回 2001年 特別招待作品 ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 金子修介 新山千春
第15回 2002年 特別招待作品 ゴジラ×メカゴジラ 手塚昌明 釈由美子
第16回 2003年 特別招待作品 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 手塚昌明 金子昇
第17回 2004年 特別招待作品 ゴジラ(1954) インターナショナル・ヴァージョン 本多猪四郎/円谷英二(特技) 志村喬
第21回 2008年 natural TIFF supported by TOYOTA 傑作選 ゴジラ対ヘドラ 坂野義光 山内 明
第29回 2016年 JAPAN NOW シン・ゴジラ 庵野秀明(総監督)/樋口真嗣(監督)/尾上克郎(准監督) 長谷川博己
第29回 2016年 日本映画クラシックス キングコング対ゴジラ(4Kデジタルリマスター版) 本多猪四郎/円谷英二(特技) 高島忠夫
公演内容に関するお問い合わせ
東宝ミュージック 電話:03(6699)9376 
(平日11:00~17:00)
〇主催:公益財団法人ユニジャパン(第30回東京国際映画祭実行委員会)
〇共催:東京都
〇制作:東宝ミュージック株式会社
〇制作協力:公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団
〇協力:東宝株式会社/東京音楽工房/ソニーPCL株式会社/ぴあ株式会社/株式会社東宝ステラ
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